みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日の夕方に
十日町消防署から電話が来ました。

特段悪いこともしていませんが
消防署と言われると
少し身構えてしまうのは私だけじゃないはず。

電話の内容は
火災報知器についてのお話でした。

ということで今日のブログは

火災報知器の取り付け義務

についてお話をしていきます。

火災報知器の記載漏れ

電話の内容はこんな感じ

いやぁ～
うっかりしていました。

今日中に図面を修正して
消防署へ提出に行ってきます。

火災報知器の取り付けは「義務」

すでにご存じだとは思いますが
建築基準法や消防法で

住宅における火災報知器の設置は義務

と定められています。

これは2006年に制定されたもので
制定当初は既存住宅には猶予期間がありましたが

現在では
新築・既存問わず火災報知器の設置が
義務付けられています。


なので私たち建築会社は
建物の工事の申請を行う際に
図面に火災報知器の設置位置を記載して
消防署へ届け出る必要があります。


今回の電話は
その記載が漏れていたので
消防署からお電話がなったということです。

お手数おかけしました…。

火災報知器の設置場所はどこ？

火災報知器の設置が
義務付けられているため
すでに住宅には火災報知器が
設置されている方がほとんどかと思います。

が…

実際ご自宅にお伺いした時に
意外とみなさん
設置場所を間違えている方が
多くいらっしゃいます。

ということで
火災報知器の正しい設置場所を
ご説明しますね。

まずここで勘違いしている方が
結構いらっしゃいます。

リビングやキッチン・玄関などには
基本的には設置義務は定められていません。

それよりも
寝る部屋や避難経路となる場所に
設置をしなければいけないのです。

このように決められています。
こちらも
特段意識していない方だと
壁と天井に近いところへ
取り付けたりもしているので
注意が必要です。


せっかく取り付けた火災報知器も
正しい場所に取り付けなければ
正常に作動しませんので
今の内容を読んだ方は
現在ついている位置を確認してみてください。

設置する種類

火災報知器は
大きく分けて2種類あります。
それが

煙感知タイプ

熱感知タイプ

の2種類です。


煙感知タイプはお察しの通り
煙を感知すると警報が鳴ります。

熱感知タイプは
その場の熱が急激に暑くなった際に
警報が鳴るタイプになります。



一般家庭で取り付けるものは
煙感知タイプのものがおススメですが


自主的にキッチンに取り付ける場合や
お店の厨房に取り付ける場合は
熱感知タイプを取り付ける必要があります。

キッチンや厨房に煙感知タイプを取り付けると
普段の料理の際に発生する
煙や水蒸気で反応する場合があるからです。


適切な位置に適切な種類のものを
取り付けるようにしてくださいね。

罰則はない…けど命を守るために！

現在の法律では
火災報知器がついていなくても
罰則が課せられることはありません。

しかし
火災報知器を取り付けたことで
助かった命もあれば

火災報知器を取り付けなかったことで
助からなかった命もあります。


ご自身の命や
大切なご家族の命を守るためにも

正しい位置に火災報知器の設置を
するようにしてください。


もしも火災報知器の取り付けが難しい方や
設置場所がイマイチわからない方は
水落住建にご相談いただければ
取付しますので
お気軽にご相談ください。

まとめ

今日のブログは
火災報知器の取り付け義務
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

火災報知器の取り付けは義務です。
しかしそれ以上に
大切なものを守るために
必要な設備機器だと思いますので

もしも
まだ取り付けていない方がいましたら
必ず取り付けるようにしてください。

ご自身で買われる場合は
家電量販店やホームセンターなどでも
販売されていますので

このブログを参考に
購入していただければと思います。

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夕方の18時前くらいになって
「十日町消防の…」
なんて言われると
本当にドキッとしてしまいます。

火事？安全管理？救急？

一瞬にしていろんな考えが頭に浮かぶので
ある意味
人間ってすごいなと思います。


サクッと消防署へ行って
再提出に行ってきます。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください！

それでは
また明日！