みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。


先日こんなご相談がありました。

家づくり当時は
考えもしなかった事案が発生して

急遽
再工事をすることとなりました。


ということで今日のブログは

後で後悔しないための家づくり

についてお話していきます。

景色を眺めたいから手すりを低く…

家づくり当時は
子育てが終わったご夫婦2人だけの
生活になるため

自分たちが暮らしやすいように
間取りやデザインを考えました。

その際に
ちょうどよく眺めのいい方角があったため

大きな窓を設置して
景色を望めるように計画しました。

写真だと建物が映っていますが
今では解体してあり

天気が良いと八海山まで見える
最高の眺望となっています。


できるだけ広々としたかったので
窓手すりも低いものを取り付けました。


当時は

というお施主様の意向から
そのように工事をしました。



しかし冒頭でもお話した通り
お孫さんが誕生されて
考えが一変！

というご連絡をいただき
昨日見に行ってきました。


対策は現在検討中ですが
何かしらの安全対策を
させていただきます。

家の根本を考えよう

ここでみなさんに
考えてもらいたいのは

家って何のためにあるの？

ということです。

暮らしやすさ
デザイン
性能…

色々あると思いますが


そもそもの根本として

安全に安心して過ごせる場所

これが
あるのではないでしょうか。



つまり
基本的に住宅に
危険要素となる場所は
あってはいけないのです。


しかし最近では
デザインや景観などの観点から

落下の危険が考えられる場所や
メンテナンスが大変になりそうな場所が
非常に増えているように思います。



自分たちだけではなく
高齢の方や赤ちゃんのことまで考えたときに

どういった造りが
安全で安心に暮らせるのか
もう一度考えてみてください。


きっとそこに
ヒントがあると思います。

可変性も考慮しよう

今回のご相談は

という内容なので


普段からずっとあるものではなく

特定の時だけできる安全対策

というような
可変性のある対策を
考えたいと思います。


まだ決定はしていませんが
お施主様とどの方法が一番いいのか
模索しながら
ご提案していきたいと思います。


機会があれば
どういった対策をしたのか
ご紹介しますね。

まとめ

今日のブログは
後で後悔しないための家づくり
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


最近はSNSで

「こうするとオシャレ！」
「設備機器は隠すとスッキリ！」

みたいな投稿が流れてきますが


安全性やメンテナンス性が
考慮されているのか
疑問が残るようなものも見受けられます。

後々後悔するためにも
家に求められる
根本的なものを切る捨てないよう
十分お気を付けくださいね。

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もちろん
デザインや景観も大切ですが

極端に安全性や性能を落としてまで
やるのは
少し違うのかなと思います。


SNSで時々見かけるのは
メンテナンスの時に
尋常じゃなくお金がかかりそうなものとか
あるので…

何かやる前には
担当した建築会社などに
相談されるのが良いかと思います。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
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それでは
また明日！