二代目ブログ四季ごとの日差しを味方にする住まいの工夫

2025/09/23 間取り

四季ごとの日差しを味方にする住まいの工夫

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

今日は秋分の日ですね。
天気もそこまで悪くないので
お出かけされる方も
多いのではないでしょうか。


そんな秋分の日と言えば
昼と夜の長さが同じになる日で有名ですよね。

家づくりでは
季節ごとに変わる太陽の角度を
意識することが
快適に生活するための鍵となります。


今日のブログでは
どんなところを意識すれば
太陽の光を有効活用した
家づくりになるのか

日当たり設計のポイント

についてお話していきます。

季節と太陽の動き

ご存知だとは思いますが
太陽は東から昇って
南を通って
西に落ちていきます。


さらに

春夏秋冬それぞれ
日の当たる長さと
太陽の昇る角度が変わります。

夏は日が長く
太陽の角度も高くなります。


逆に冬は
日が短く太陽の角度が低くなります。


家づくりをする際に
この性質をわかっていないと

1日中暗いリビング
西日が厳しいキッチン

というような
暮らしにくい住宅となってしまいます。

窓の向きと大きさでコントロール

家の中に太陽の光が入ってくるのは
窓からですよね。

窓を取り付ける向きや高さ
大きさなどで

家の中に取り込む
日光の量をコントロールすることが出来ます。



例えば先ほど言ったような
暗いリビングにならないようにするためには

リビングの向きを南面にして
少し大き目の窓を取り付けると
明るいリビングにすることが出来ます。



また
西日が厳しい場所なら
できるだけ小さめの窓にしたり
窓の数を減らすことで
西日の量を減らすことが出来ます。



このように

とりあえず大きな窓を付けて明るく!

みたいなことをしてしまうと
後々後悔することになりますので
十分お気を付けくださいね。

夏と冬の太陽の取り入れ方

最初にもお伝えした通り
太陽の角度は季節よにって変わります。

夏の太陽は角度が高く
冬の太陽は角度が低いです。


ここで考えていただきたいのは

冷暖房効率

についてです。

夏は出来るだけ室内の
冷房効率を上げたいので

太陽の光は出来るだけ
入れたくないですよね。


そういった場合は
庇やアウトシェードなどで
太陽の光を遮って
日射熱の進入を抑えるようにしてください。


逆に
冬は暖房効率を上げたいので
日射をドンドン入れたいですよね。

その場合は
角度が低い位置でも
日射熱を取り入れられるような
窓の位置にしておくことで

冬の暖房効率を上げることが出来ます。

雪国で考える光の取り込み

冬になると
窓が埋まってしまう十日町では

いかにして冬に日射を取り込むか?

これが非常に重要です。

例えば
写真のお家のように

吹き抜け空間を活用して
リビングに光を取り込むような工夫や

吹き抜けがないなら
窓の位置を少し高くしてみたり


落雪式屋根なら
雪の落ちる位置を考えたり


色々な工夫をして
日射を取り込むことを考えなくてはいけません。


でないと
冬の間は家の中が真っ暗…
みたいなことになりますからね。


十分お気を付けください。

まとめ

今日のブログは
日当たり設計のポイント
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


日当たりは
後から変えることはなかなか
難しいことです。


後で後悔しないためにも
その土地と日当たりの向きを
よく考えたうえで
設計をしてくれる会社に
お願いするようにしてくださいね。


水落住建では
パソコンを使って
日当たりのシュミレーションも可能なので
気になる方はぜひお声がけください。


暑さも寒さも彼岸まで
という言葉がありますが
まさにその通りだなぁと
つくづく感じます。


外で動く分には
まだ少し暑く感じる日もありますが
事務仕事をしているうえでは
冷房がいらなくなってきましたからね。

朝晩に関しては
若干肌寒いくらいですね。


みなさんも
風邪などひかれないよう
体調ご自愛ください。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
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お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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