二代目ブログ雪国の屋根、どれが正解?プロの本音を話します

2026/04/02 暮らし

雪国の屋根、どれが正解?プロの本音を話します

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日のブログでは
十日町市の「克雪すまいづくり支援事業」
についてお話をさせていただきました。

その中でお客様からよくいただくのが

結局、どの屋根がいいんですか?

というご質問です。


雪国ならではの悩みですが、
屋根の選び方ひとつで
暮らしやすさや安全性は大きく変わってきます。

そこで今日のブログは

雪国でおすすめの屋根の考え方

について、私なりの本音でお話していきます。

克雪補助のおさらい

昨日のブログでもお話しましたが
克雪すまいづくり支援事業は

雪対策に関する工事に対して
補助が受けられる制度です。

これから屋根のリフォームや新築を
考えている方は
ぜひチェックしておきたい制度です。

詳しい内容は昨日のブログをご覧ください。

個人的おすすめは「落雪屋根」

冒頭でお話した
「どの屋根がいいのか?」
というご質問に対して

私が個人的におすすめするのは

落雪屋根

です。

その一番の理由は

屋根の上に上がる必要がないから

です。


雪下ろしをしたことがある方なら
だれしも感じると思うのですが

屋根の除雪というだけで
気持ちが億劫になりませんか?

また、高所での作業になるので
危険も伴います。


若いうちは問題なくても
年齢を重ねたときに
同じように屋根の上に上がって
除雪できるかはわかりません。

そう考えると

最初から屋根に上がらなくてもいい計画にしておく

というのは、
とても大切な考え方だと思っています。

落雪屋根の注意点

ただし、落雪屋根にも注意点があります。

それは

落ちた雪の処理をどうするか?

という点です。

・敷地に十分なスペースがあるか
・隣地との距離は確保できているか
・カーポートや室外機の位置は大丈夫か

こういった部分を
しっかり考えておかないと
逆に使いにくい住まいに
なってしまうこともあります。


また、屋根の上に上がらなくてもいいですが
落ちた雪を片付ける必要はあります。

必要によっては
地下水の利用などで
溶かすことを検討してもいいかもしれません。

耐雪屋根は安全そうに見えて…

落雪屋根以外の克雪屋根として

耐雪屋根

も、メジャーな屋根になります。

耐雪屋根は
屋根に雪を乗せたままにする構造のため
一見すると安全そうに感じるかもしれません。

しかし実際には
想定以上の雪が積もった場合には
屋根に上がって雪下ろしをする必要が出てきます。


その場合
かなりの積雪量がある状態での
除雪作業になるため

通常の雪下ろしよりも
危険が伴うケースもあります。


耐雪屋根の場合だと
結局、屋根の上に上がる可能性があるため
注意が必要です。

雪下ろし中の事故は、毎年のように発生していますので
そのリスクも含めて考えることが大切です。

融雪屋根はコストが高い

もう一つの克雪屋根である
融雪屋根は
屋根の上で雪を溶かす仕組みなので
雪の処理がほとんどいらないのが
大きなメリットです。

しかし、その一方で

・初期工事費が高い
・電気代や灯油代などのランニングコストがかかる

といったデメリットがあります。


屋根の面積にもよりますが
35坪~40坪程度の家の場合

工事費:200万円~
ランニングコスト:30万円程度(1シーズン)

この程度の費用が必要になります。

特に、昨今の原油価格の高騰で
次のシーズンはどのようになるか
見通しが付きません。

便利ではありますが
コストとバランスを
しっかり考える必要があります。

結論|正解は一つではない

ここまでお話しましたが
昨日も言ったように
屋根の正解は一つではありません。

・土地の広さや形状
・建物の配置
・隣地の状況
・ご予算

こういった条件によって
最適な屋根は変わります。

そのうえで、
私個人としては

屋根に上がらなくていい

という理由から、
落雪屋根をおすすめすることが多いです。

安全性や将来の暮らしやすさも含めて
屋根の選び方を考えてみてください。

まとめ

今日のブログは
雪国でおすすめの屋根の考え方
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

十日町で暮らしていく以上、
雪との接し方は
よく考えなくてはいけません。


最後にも言ったように
絶対的な正解はありませんが
その土地や暮らし方によって
どれが最適なのかは決まってきます。

どんな屋根がおススメなのか?
逆に、落雪屋根にするには
どんな条件が必要なのか?など

気になることがありましたら
お気軽にお声がけください。


それにしても
ここ数日で雪が一気に溶けましたね。

ここまで溶けてくると
雪で出来なかった工事が始まるので
色々なところで足場が立つかもしれませんね。

水落住建でも
動きがありそうな場所が増えそうです。

何はともあれ
安全第一で作業していきます。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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