二代目ブログ窓が多い家は危険?耐震には「壁」が必要
2024/10/23 耐震
窓が多い家は危険?耐震には「壁」が必要
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
本日10月23日は
20年前に中越大震災が起きた日ですね。
今日のブログは
当時のことを振り返りつつ
耐震と窓
についてお話をしていきます。
建設業界を選んだ理由の日
2004年10月23日
17時56分
これが中越大震災が起きた日時です。
当時私は中学2年生で
地震発生時は
家ではなく水沢にある
スイミングスクールにいました。
帰れないかもしれないと思いつつ
送迎バスの運転手さんがバスを出してくれて
無事に家に帰ることが出来ました。
あの時の運転手さん
本当にありがとうございます。
地震の翌日から
会長(父)はご近所さんや
お客様のところへ走り回り
家の応急処置をしていました。
そんな背中を見て
建設業界へ進もうと決めたので
中越大震災は私の中で
かなり大きなターニングポイントなんです。
未だに当時のままのお家も…
お客様のところへお伺いすると
中越地震の時から
修理が出来ていなくてねぇ…
こんなことを言われる
ことも結構あります。
それを見るたびに
当時の地震が
どれだけすさまじいものだったのかを
思い出します。
年々増える耐震改修工事
ここ数年
大きな地震がこまめに発生しているためか
年々耐震改修のご相談が増えてきています。
耐震改修を行うとなれば
かなり大規模な工事になりますが
今後の安心して暮らしていくことを考えれば
非常にいい選択だと私は思います。
窓が多すぎて地震に弱い
昔のお家でよく見かけるのは
大きな窓が壁一面についているお家です。
住んでいる人からすれば
明るいし
風も通るから
この窓はあった方がいいんだよねぇ
という想いなのですが…
窓が多くて壁が少ない家は
どうしても地震に弱くなります。
壁の中に
筋交いと言われる斜めの材料や
外に貼る耐力壁という材料のおかげで
地震に強いお家になるのですが
窓がある場所は
基本的に入れることが出来ません。
つまり
地震に強くするためには
窓を少なくするなどの
工夫が必要になるのです。
窓もたくさんほしくて
地震に強い家にしたい!
という人がいたら
木造ではなく
鉄骨で検討することをお勧めします。
壁と窓をバランスよく配置する
それなら
窓を無くして壁にすればいいのか?
と言われるとそういうわけでもなく
耐力壁となる場所と
窓になる場所を
バランスよく配置することが重要です。
どこか一カ所だけが強くて
他が弱いという状況を作らずに
家全体がバランスよく強い
という状況にしなければ
意味がありません。
それを考えながら
壁と窓の配置をする必要があります。
家によってやり方を変える
昔の住宅は
築年数によって家の造りが違います。
その時代によって
耐震力の考え方が違うため
現代の耐震基準に合わせるのが
非常に難しいのです。
特に
昭和から平成初期にかけての住宅は
メチャクチャ大変です。
どうやって耐震計算するねん!
みたいな家ばかりです(笑)
そういった場合は
当時の構造を活かしつつ
現代の耐震基準を入れ込んで
耐震を確保する必要があります。
安易にやればいいや!
というわけではないので
注意が必要です。
耐震改修は信頼できる会社へ!
今お伝えしたように
耐震改修はその家によって
やり方を変える必要があります。
つまり
誰でもできるわけではなく
ちゃんとした知識と経験がある人じゃないと
出来ないものなんです。
もしも耐震改修をお考えなら
ちゃんと信頼できる会社へ
依頼をするようにしてくださいね。
もちろん
水落住建では何度も実績がありますので
どうぞ安心してお任せください!
まとめ
今日のブログは
耐震と窓
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
日本は言わずと知れた
地震大国ですから
いつどんな地震が来てもいいように
準備をしておくことが大切です。
耐震改修を行うことで
安心して暮らせるようになりますので
少しでも検討しているのであれば
まずはご相談ください。
それこそ先日
地域の防災訓練で
点呼と器具の点検を行いました。
少し面倒ではありますが
こういった取り組みが
防災意識を高めるきっかけにもなりますから
私はいいことだと思います。
いざという時は
地域の助けが必要になりますからね。
地域全体で
防災意識を高めていければ
いいなと思います。
家づくりで
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聞いてみたいことがありましたら
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それでは
また明日!