二代目ブログ屋根の向きはそれで大丈夫ですか?
2024/01/08 家づくり
屋根の向きはそれで大丈夫ですか?
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今日から本格的に
雪が降り始めましたね。
スキー場もようやく
安心できる感じでしょうか?
今日のブログは
そんな雪にちなんで
屋根について
書いていきます。
過去のブログを読みたい方はコチラから
雪が降らない地域とは違う
私のブログでは
何度も屋根について書いていますが…
十日町での家づくりで大切なのは
冬場のことを第一に考えることです。
雪の降らない地域に行くと
屋根の形が全然違うことが
わかるかと思います。
時々ハウスメーカーさんなどで
建てられている方で
雪が降らない地域と
同じような屋根の形で建てられている方も
見受けられますが
それはちょっと
危険ではないかなぁと
個人的には思っています。
雪が落ちる危険性を考える
雪国で起こりうる危険な事故として
屋根からの落雪によって起こる事故があります。
雪下ろしの最中でも起こりうる事故ですが
落下式の屋根の下で
押しつぶされてしまった事例や
雪庇が上から落ちてきて
ケガをしてしまった事例もあります。
しかしこれらの事故は
人の動きを考えたうえでプランすることで
未然に防ぐことが出来ます。
例えば
落下式の屋根の場合
冬場は人がいかない方向へ
落ちるように計画しておけば
心配する必要はありません。
近隣のことも考える
とは言っても
人が通らないのであれば
どこに落としても良いというわけでは
ありません。
雪の落ちる方向が
すぐお隣さんの敷地だった場合
勝手に落とすわけにはいきません。
ご近所付き合いの中で
快く承諾してくれるのであれば
お互い取り決めをした中で
落とすことはできるかもしれませんが
個人的には
あまりおススメはしたくないです。
日当たりも考える
もう1つ私が屋根の向きを決める際に
大事にしていることが
方角を見る
ということです。
多くのお家は
南面に向かって
大きな窓を計画して
日当たりを取り込もうとしていると思います。
例にもれず私が書く時も
そのようにプランしています。
そんな南面に
雪が落ちるように計画してしまうと
どうでしょうか?
せっかく日当たりよく計画したのに
雪で埋もれてしまい
真っ暗になってしまいますよね。
なので私は
出来る限り南に落とさないように
プランをするように心がけています。
もちろん
敷地の条件的に
どうしても南に落とすこともありますが…
そういった場合でも
なるべく日当たりが確保できるよな
工夫をするように心がけています。
まとめ
今日のブログは
屋根の向きについてお伝えしましたが
いかがだったでしょうか。
雪国じゃなければ
デザイン重視で
屋根の形や向きを考えられるのですが…
なかなかそういうわけにもいかないので
雪国のつらいところですね。
みなさんも
出されたプランで屋根の形や向き
チェックしてみてください。
それにしても
昨年に引き続き
雪の降り方にムラがありますね…
もう少し
平均的に降ってくれると
コチラも心の準備が
出来るんですけどねぇ…(笑)
長岡・新潟方面でも
結構な積雪が予想されているみたいなので
行かれる際は
十分お気を付けください。
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それでは
また明日!