二代目ブログ耐雪屋根と耐震性能の関係とは?雪国の家づくりで大切な考え方
2026/01/23 家づくり
耐雪屋根と耐震性能の関係とは?雪国の家づくりで大切な考え方
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
いやぁ…降りますね。
昨日から考えれば
1mくらいは積もったんでしょうか。
これだけ降ると
窓から見える景色も
一気に変わりますね。
お仕事やお出かけの際は
十分お気を付けください。
さて、今日のブログは
昨日のブログの続きになります。
まだ読んでいない方はコチラから↓
今日お話しするのは
耐雪屋根と耐震の関係
についてです。
耐雪屋根にした場合、
耐震性能はどう考えなければいけないのかを
お伝えしていきます。
雪の重さの再確認
昨日もお伝えしましたが
簡単に、雪の重さの再確認です。

1m×1m×1cmの積雪でおおよそ3kg
1m積もれば300kgとお伝えしました。
十日町市の耐雪の基準が
概ね3.3mなので
3.3m×300kg=990kg
およそ1トンの重さ。
総2階の35坪程度のお家の場合
60トン程度の積雪量となることを
お伝えしました。
それを踏まえて、耐震について
お話をしていきます。
「耐雪」と「耐震」は計算方法が別
耐雪屋根にしろ耐震性能にしろ
それぞれに耐えるだけの
構造計算
と言われるものが必要になります。

しかし、耐雪と耐震では
そもそもの計算方法が違います。
というのも
耐雪は垂直の力
耐震は水平の力だからです。

つまり、力のかかり方が違うので
計算方法が違うんですね。
ただし、無関係というわけではありません。
そこをもう少し詳しく説明していきます。
耐震計算は「悪い条件」で考える
耐震性能を計算をする際に
様々な条件を考慮しながら
計算をするのですが
基本的には
条件が最も悪い状態のことを考えて
計算することと決められています。

感覚的に想像できると思うのですが
重いものが乗っている状態で
地震が来た場合
非常に危険ですよね。
つまり、耐雪屋根の場合
屋根の上に雪がある状態でも
地震に耐えることができるような
計算をしなければいけません。
先ほどの例で考えれば
屋根の上に60トンの雪が乗っていても
地震に耐えることができる家に
する必要があるのです。

なので、耐雪屋根の場合は
柱や梁などの構造体や
筋交いなどの耐震補強が
通常の家よりも多くなったりします。
耐雪住宅だからこそ、雪下ろしが大切な理由
今ほどお伝えした通り、
雪が積もっている状態で
万が一地震が来たとしても
耐震等級に合わせた性能は確保できています。
しかし
偏った積雪や、長期間の積雪などを考えると
当然、屋根の上に雪がない方が
倒壊のリスクを減らすことができます。
せっかくの耐雪屋根なので
こまめに除雪してくださいとは言いませんが
昨日もお伝えした通り
おおよその目安で
1.5m~2m程度で除雪をするようにしていただくと
それなりに安心していられるかと思います。
耐雪屋根は補助金の活用もできる!
自治体や年度によって異なりますが
耐雪式屋根にすることで
補助金を活用できる場合もあります。

十日町市の場合は
【克雪すまいづくり支援事業】と言って
今の所、毎年度実施している補助金になります。
耐雪屋根の場合は
面積に応じて定額が決められており
通常であれば
最大33万円
の補助金がもらえますので
活用できる方はぜひご活用ください。
まとめ
今日のブログは
耐雪屋根と耐震の関係
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
耐雪屋根にしたから
除雪しなくても大丈夫!
と、思っている方が時々いらっしゃいますが
決してそんなことはありません。
また、耐雪屋根にしたから
地震に強くなるわけでもありません。
耐雪屋根と耐震の関係をしっかりとわかったうえで
検討をしていただき
住み始めてからのイメージをしていただきたいと思います。
ちょくちょく
天気予報を見ているんですが
日曜日も大雪になりそうな
予報が出ていますね。
さらに
来週末もなんだか怪しい予報…。
うーん…
そろそろいらないんですけどねぇ…。
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それでは
また明日!