二代目ブログ【建築専門用語】PSってなに?

2024/01/06 建築専門用語

【建築専門用語】PSってなに?

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。


水落住建は本日から
通常営業となります。

改めまして

本年もどうぞよろしくお願いいたします

さて今日のブログは
久しぶりの建築専門用語です。

今日ご紹介するのは

PS

についてです。
間取りを考える方にとっては
大切なワードになってきますので
ぜひ覚えて行ってください。

過去のブログを読みたい方はコチラから

https://ameblo.jp/masashi-mizu

PSとは?

PSというのは略語で
正式には

パイプスペース

と言います。

ここまで言えばなんとなく
わかるかもしれませんが…

給排水などの
配管を通すためのスペースのことを

パイプスペース(PS)

と言います。

建築会社からプランを出された際に
図面にPSと書かれたスペースがあれば
その場所がパイプスペースとなります。

パイプスペースが必要な家とは?

家によっては
パイプスペースが必要な家と
必要ない家があります。

その違いは…

2階より上に水回りが

あるかないか

です。

というのも
給水は下から来ますし
排水は下に流しますよね。

つまり
2階より上に水回りがある家は
給排水の配管を
2階にもっていく必要があるので
パイプスペースが必要になります。

PSを作る場所も重要

じゃぁ2階に水回りがあるときは
1階にPSを作ればいいのね!

ということになるのですが
PSはどこでもいいというわけではありません。

PSを作る場所というのは
間取りによって変わります。

先ほども言った通り
PSというのは
給排水の配管を通すためのスペースです。

つまり
上の階の水回りの場所に合わせて
下の階にパイプスペースを作った方が
配管経路が短く済みますよね。

配管経路が短くなるということは
工事費も安くなりますし
それ以上に

配管が詰まるリスクを

減らすことが出来ます

もしも提案されたプランのPSの位置が
2階の水回りと離れている場所だった場合は
確認してみたほうがいいかもしれませんよ。

まとめ

今日はパイプスペース(PS)について
お伝えしてきましたが
いかがだったでしょうか。

2階に水回りを持ってくると
価格が高くなるというのは
こういった理由もあるんですね。

トイレやシャワールーム
ミニキッチンなどを
2階より上に計画しようと考えている方は
ぜひ覚えておいてくださいね。


大きなマンションや商業施設になると
PSだけでなく

EPS(エレクトリックパイプスペース)

という空間も必要になってきます。

電気関係の配線を通すための空間ですね。

まぁ…
みなさんが関係することはほとんどありませんが
豆知識として知っておいてください(笑)


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それでは
また明日!

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