二代目ブログ耐震改修は必須か?今回の地震から考えること
2024/01/07 耐震
耐震改修は必須か?今回の地震から考えること
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
早いもので
年が明けてからもう1週間経ちましたが
この1週間
毎日のように能登半島地震の
ニュースを見ますね。
今日のブログは
能登半島地震から考える
耐震改修について
少しお話したいと思います。
過去のブログを読みたい方はコチラから
能登半島地震の被害は?
能登半島地震の被害が
どれくらいのものだったのか
国土交通省が発表している
被害状況を見てみました。
【人的被害】
・死者数94人
・重症者数34人
・行方不明者1人
【住家被害】
・全壊293棟
・半壊51棟
※令和6年1月5日時点での発表
人的被害が100人を超えていることから
かなり大規模な地震だったことがわかります。
あらためて
この度の能登半島地震により
被災された皆様
ならびにそのご家族の皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の
1日も早い復興を
心よりお祈り申し上げます。
建物の壊れ方
被災地のニュースを見ていると
建物の壊れ方が
2階部分はそのままで
1階部分が倒壊している
というものが
多く見られます。
そういった壊れ方のせいで
1月1日の夕方ということもあり
建物に生き埋めにされてしまった…
という方が多かったのではないかと思います。
こういったものを見てしまうと
建物は
1階部分をより強く作るというのが
非常に大切だというのが
よくわかります。
古い家は耐震性能が弱い
水落住建では今まで
多くのリフォーム工事をさせて
いただいています。
当然その工事の中に
耐震改修というものも含まれています。
耐震改修を行うお家のほとんどが
築年数40年~50年以上です。
当時の家づくりの考え方は
そこまで大きな地震は来ない
という考え方で作られているため
耐震性能としては
非常に低いお家が多いです。
解体工事をしているとわかるのですが
筋交いという耐震性能を上げるために
必要なものが
非常に少ないのです。
正直な話
これでは大きな地震が来ても
耐えることが難しいだろう…
というお家がほとんどです。
耐震改修工事は必要?
ここ数年
リフォーム工事の相談に来られる方で
やっぱり耐震改修って必要なの?
かなりお金もかかるから
なかなか踏み切れないの…。
という方が多くいらっしゃいます。
耐震改修が必要かどうか?
だけでお応えしますと
耐震改修は
やったほうがいいです!
特に昭和56年以前に建てられたお家は
先ほどお伝えしたように
耐震性能が著しく低い時代ですので
ほぼ必須と言ってもいいレベルです。
もちろん
何年その家に住むのか?
誰が住んでいるのか?
こういった条件によって
必須かどうかは考える必要がありますが…
大きなリフォーム工事をするつもりなら
耐震改修も一緒にやってしまった方が
絶対に良いです。
補助金も活用しながら耐震改修を
耐震改修となると
どうしても価格としては高くなってしまいます。
しかしここ数年
国や市町村から
耐震改修について
様々な補助金が出ています
それだけ耐震について
重要視しているということです。
補助金によっては
数十万円のものから
100万円程度出るものもあります。
もちろん
全てを賄えるほどの金額ではありませんが
予算の足しになるのであれば
ぜひ活用してみてください。
まとめ
今回は能登半島地震から
耐震改修の必要性について
お伝えしましたが
いかがだったでしょうか。
皮肉ですが
こういった大きな地震が無いと
なかなか耐震について考える機会というのは
来ないのかなと思います。
地震が来てから
あぁ…やっておけばよかった…
と後悔しないように
出来る限り早めに行動されてみては
いかがでしょうか。
ちなみに今回の地震でも
募金の特設ページが
開設されていることをご存じですか?
https://news.yahoo.co.jp/pages/20240105#volunteer
コチラのページから
インターネットで
募金できるようになっています。
私も気持ちばかりですが
募金させていただきました。
もしよろしければ
皆様も募金されてみては
いかがでしょうか。
家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
右にあるお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!
それでは
また明日!