二代目ブログ断熱性能だけじゃダメ!気密性能が大切な理由
2025/01/30 断熱・気密
断熱性能だけじゃダメ!気密性能が大切な理由
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
昨日から雪が降り続きますね。
そこまで積もっていないので
まだ助かっていますが
やはり雪が降ると
底冷えしますね。
今日のブログは
そんな寒さにちなんだお話で
気密性能もおろそかにできない理由
についてお話をしていきます。
そもそも気密性能とは?
そもそも気密性能とは
どんな性能なのか?
![](https://mizuochi-jyuuken.jp/wp-content/uploads/2025/01/25710548_s.jpg)
気密性能とは
家の隙間がどれくらいあるかを
表す性能で
気密性能が高ければ高いほど
隙間が少ない住宅となります。
気密性能は「C値(シーチ)」で表されていて
家の床面積に対して
隙間がどれだけあるかを見ます。
断熱性能と違い
図面上での計算が出来ず
特殊な機械を使って
現場で測定を行わなければ
数値を出すことが出来ないのが難点です。
断熱だけじゃなく気密も大切な理由
断熱性能については
広く一般的に認知が高まったので
断熱性能を上げないと
家も寒いし
光熱費も高くなるよ
というのは
みなさんご存知かと思います。
![](https://mizuochi-jyuuken.jp/wp-content/uploads/2025/01/0bf43e131b02eaafcbd57e1efbb03b2a-1024x768.jpg)
しかし
断熱性能と合わせて
気密性能も非常に重要
だということをご存知でしょうか?
実は
どれだけ断熱性能を良くしても
気密性能が悪ければ
全くもって意味がありません。
わかりやすく
ものすごく簡単な例を挙げます。
断熱性能が高く
計算上ではUA値0.5の家を想定してください。
普通であれば
エアコンを付ければ
ある程度の速さで部屋は温まります。
しかし
部屋に1か所だけ
30cm程度の真四角の穴が開いているとした
どうなるでしょうか?
せっかく温めた空気は穴から逃げていき
外の冷たい空気が入ってきますよね。
この例のように
気密性能が悪ければ
どんなに一生懸命暖房をつけても
隙間から全部逃げてしまいます。
これが断熱性能だけじゃなく
気密性能も大切な理由です。
断熱と気密は掛け算の関係
今のお話で
何となくわかったかもしれませんが
断熱と気密
どちらか一方だけを良くしても
意味がありません。
断熱性能と気密性能は
掛け算の関係なので
どちらか一方がゼロなら
答えはゼロになってしまいます。
気密性能もおろそかにせず
こだわるようにしてくださいね。
水落住建の標準はどれくらい?
水落住建ではもちろん気密性能にも
力を入れて施工をしています。
![](https://mizuochi-jyuuken.jp/wp-content/uploads/2025/01/f68da78bfe3c5f263f8d65670e5a9fd8-1024x768.jpg)
一般的に
C値が1.0以下であれば
気密住宅
C値が0.8以下であれば
高気密住宅と言われていて
水落住建では
C値が0.8以下になるように
出来るだけ隙間を無くすように工事をしています。
外貼り断熱等をされている会社さんだと
C値が0.4とか0.3以下になる場合もありますが…
工事費用がかなり高くなるので
水落住建では希望者のみとしています。
出来ない訳ではありませんので
興味のある方は
お声がけください。
まとめ
今日のブログは
気密性能もおろそかにできない理由
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
断熱性能と違って
おろそかにされがちの気密性能ですが
実はものすごく大切な性能です。
これから新築をお考えの方は
その会社の気密性能が
どれくらいを標準値としているのか
聞いてみると良いかもしれません。
C値が1.0以上もしくは答えられない
という会社さんだと
少し気密性能に不安がありますので
今後の参考にしてみてください。
昔のお家は特に
気密性能がガバガバなので
どんなに暖房をつけても
一向に暖かくならないんですよね…。
電気代や灯油代ももったいないので
断熱・気密改修で
快適かつ生活費を抑えられるように
検討してみるのも
良いと思います。
水落住建では
改修工事でも実績がありますので
気になる方はぜひお問い合わせください。
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それでは
また明日!