二代目ブログ鬼門・裏鬼門は迷信じゃなかった!
2024/01/31 家づくり
鬼門・裏鬼門は迷信じゃなかった!
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
昨日のブログで
鬼門・裏鬼門について
お話しました。
まだ読んでない方はコチラからどうぞ↓
実は鬼門・裏鬼門には
迷信ではなく
ちゃんとした裏付けがあるのです。
今日はそんな
鬼門・裏鬼門の
本当の意味について
お話をしていきます。
過去のブログを読みたい方はコチラから
北東と南西の意味を考える
昨日のブログで言った通り
鬼門は北東
裏鬼門は南西
ですね。
鬼門・裏鬼門の起源は
平安時代からと言われていますので
その当時のことですから
断熱性能は皆無に等しかったのではないでしょうか。
そのことを考えると
北東は
日光があまり当たらずに
冬は寒い方角で
南西は
日光が強く当たる場所なので
夏は暑くなりやすい方角になります。
これらのことを頭に入れながら
もう一度
鬼門・裏鬼門に
配置してはいけない部屋を見てみましょう。
鬼門には水回りがNG
昨日のブログでは
一色単に鬼門・裏鬼門で
お話をしましたが…
実際には
それぞれ違います。
まず鬼門に配置してはいけない部屋は
水回り
です。
先ほどもお伝えした通り
北東は冬には冷え込みやすい方角です。
そんな場所に
トイレやお風呂などの
水回りを配置したらどうでしょうか?
現代で言う
ヒートショックの危険性が
非常に高くなると思いませんか?
つまり
鬼門に水回りを配置すると
冷え込みが強いから
体調を崩しやすいということです。
裏鬼門には火元がNG
続いて裏鬼門です。
裏鬼門に配置してはいけないのが
キッチン(火元)
です。
南西は夏場に暑くなりやすい場所と
言いましたね。
そこへ野菜などの食材を
保存しておくと
どうなると思いますか?
平安時代には
冷蔵庫なんてものはありませんから
部屋が暑くなれば
当然食材は傷んでしまいます。
それを食べるわけですから
食中毒などの危険性が
非常に高いわけです。
裏鬼門にキッチンがNGなのは
こういった理由があるからですね。
対策方法も当たり前のこと
実は昨日お伝えした
対策方法についても
当然のことなんですね。
水回りは
湿気が溜まりやすく
カビが繁殖しやすい場所です。
カビは病原菌の素ですから
清潔にしておくことで
対策することが可能ですよね。
開けっ放しにしないというのも
冬は冷気が入るし
夏は熱気が入るから
ちゃんと戸締まりしようね。
という意味です。
そう考えると
メチャクチャ当たり前のことを
言っているだけなんです。
こだわりすぎも良くない
鬼門・裏鬼門には
ちゃんとした裏付けがあるからこそ
良くないということが
わかりましたね。
ただ
現代の家づくりは
平安時代とは大きく違います。
断熱性能は格段に上がり
冷蔵庫も普通に普及しています。
つまり
対策しようと思えば
いくらでも対策できるのです。
迷信を信じるな!
ということではありませんが
鬼門・裏鬼門にこだわりすぎると
間取りがキレイに入らないこともありますので
ほどほどにしていただくと
良いのかなと思います。
まとめ
今日のブログは
昨日に引き続き
鬼門・裏鬼門について
お話しましたが
いかがだったでしょうか。
先ほどもお伝えした通り
迷信を信じるなんて…
ということが言いたいわけではありません。
裏付けを知っておけば
なぜダメなのか?
どうやって対策すればいいのか?
がわかるかと思いますので
信じすぎるのではなく
少し気を使って考えてみようか
くらいで
家づくりをされるのが良いのかなと思います。
ちなみに
北玄関も同じ理屈で
北は寒い場所なので
開け閉めの多い玄関を
北に配置すると
冷気が入ってきちゃうよね。
というお話です。
まぁ…
今回お話したことは
あくまでも現代風にしたものなので
平安時代には
本当に妖の類のお話が
あったのかもしれませんね。
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それでは
また明日!